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プロフィール

登録日: 2018年7月31日

記事 (31)

2026年5月30日8
表現活動を辞めさせるのは、貧困だけではない——「食えない=価値がない」という呪い
「それで、食えているの?」 表現活動を続けている人間に対して、この問いは何度も投げかけられる。 声優、役者、ミュージシャン、作家、ダンサー、映像作家、舞台人。 形は違っても、表現を続けている人間であれば、一度は向けられたことのある視線ではないだろうか。 もちろん、生活は現実だ。 家賃も、食費も、税金もかかる。作品を作るにも、舞台に立つにも、機材を整えるにも金が必要になる。 表現活動を続ける上で、経済的な問題を無視することはできない。 だが、本当に表現者を辞めさせるものは、金が足りないことだけなのだろうか。 まだ働きながら続けられる。 まだ小さな場所なら作品を作れる。まだ声を出せる。まだ演じたいと思っている。 それでも活動を手放してしまう人がいる。 その理由は、単なる経済的窒息ではなく、 「それで食えていない自分には、表現を続ける価値がないのではないか」 と思わされることによる、精神的窒息なのではないか。 「食えない」は、価値がないという意味ではない 表現の世界では、ときに「食えているかどうか」が、その人の価値を測る唯一の基準のように扱われる。 食えている人は成功者。...

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2026年3月1日3
声優・ナレーションに科学の視点を:発声・滑舌・感情表現の最新知見01
■ なぜ「感情を込めても伝わらない」のか? 声優・ナレーターにとって最も多い悩みの一つ。 感情を込めているつもりなのに浅い 強く読んでいるのに響かない 抑揚をつけても平板に聞こえる 多くの場合、問題は「感情の量」ではありません。 声帯だけで感情を表そうとすると、声道(口腔・咽頭)の形状変化が伴わず、音響構造が変化していない可能性があります。

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2025年12月29日3
声優オーディションに受かる人と、落ちる人の共通点
――講師歴1万時間以上の現場から見えてきたこと 声優オーディションについて語られるとき、「声質がいい」「若い」「運がよかった」といった言葉で片付けられることが少なくありません。 ですが、講師として1万時間以上、声優志望者からプロまでを見てきた立場から言うと、 受かる人 と 落ちる人 の差は、もっと手前の“姿勢”や“思考”の部分にあります。 今回は、あくまで 私・駆動良の経験則 として、オーディションに「通る人」「届かない人」に共通して見られる傾向を整理してみます。 受かる人に共通すること ① 課題に対して「自分はこうしたい」が明確 受かる人は、オーディション課題を「正解探し」ではなく、 自分の表現を試す場 として捉えています。 ・このセリフをどう届けたいのか ・どんな人物像として立ちたいのか ・自分の強みをどこに置くのか 完璧である必要はありません。ただし、 自分なりの指針があるかどうか ははっきり差が出ます。 ② レッスンで出た課題を“持ち帰り対応している” 受かる人は、レッスンで指摘された内容を「その場限り」にしません。 次のレッスンまでに、 ・完全にクリアしてくる...

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